高尾 慶子

定価: ¥ 580
販売価格: ¥ 580
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発売日: 2008-03-07
発売元: 文藝春秋
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たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「ぼやきつぶやきイギリス・ニッポン (文春文庫 た 49-8)」を旅の友とすることにした。
JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「ぼやきつぶやきイギリス・ニッポン (文春文庫 た 49-8)」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。
ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「ぼやきつぶやきイギリス・ニッポン (文春文庫 た 49-8)」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。
文庫書き下ろし新作です。
今回の本は、今までの様に「イギリスに住んで思うあれこれ」というより、主に母国日本の状況を心配し憂えている内容がメインになっています。
もちろんそれだけではなく、高尾さんが訪れたスイス・ドイツの旅行記もあるのですが全体としては「日本への提言」といった感じです。
高尾さんいわく「最初の著書を書いた時に比べ、イギリスはとても住みやすい国になった」との事で、イギリスの様子やユーモアある生活記の様な初期の雰囲気を期待して読むとあれっ、と感じてしまうかも知れません。
日本に住む者としては、複雑な気分になりますが・・・。
なお、この本は2006年にソフトカバーで出た「やっぱり、イギリス人はおかしい」の文庫化ではなく全くの書き下ろし内容です。
てっきり加筆してタイトルを文庫化の際に替えたのかと思っていたので、読んで驚きました。
高尾さんのエッセイを全てチェックしている方は、この文庫も目を通された方が良いかと思います。
